失敗の科学/No.4 完
こんにちは。
「マシュー・サイド著 失敗の科学」、最終回です。
(No.3はこちら)
実は、我々の脳には一番単純で一番直感的な結論を出す傾向がある
組織内での「非難」に対する強い警鐘を鳴らしています。
5章は著者の思いが一番強くでている章に思えます。
失敗に対して、個人的な「非難」を行なってしまうことは、
本人の行動の是正にはつながらず、
むしろ周りが失敗を隠すために行動が歪みはじめます。
社会や文化のような、
数値化しにくい領域こそ、
失敗を許容し、そこから学んでいく土壌を作っていく必要があると感じました。
この本はこれで完結です。
ありがとうございました。